ミスチル この曲を聴け!

Mr.Childrenに捨て曲はない。 ~桜井和寿~

「どうせ駄目ならやってみよう」と思ったらこの曲を聴け!「旅人」

この曲は、現代社会の矛盾や苦悩に直面しながらも、自分らしく生きようとする人々の姿を描いています。

 

歌詞には、情報過多や文明の利器、集団で牛丼食べる孤独、隣人と将来を不安に見つめる恋愛など、当時の日本の風景が反映されています。しかし、それらに流されずに、自分の信じる道を進もうとする主人公は、「愛に舞う旅人」として歌われます。旅人という言葉には、自由で冒険的なイメージだけでなく、不安定で孤独なイメージも含まれています。その両面を表現するために、桜井さんは「転ばぬ先の杖なんていらない」という力強いフレーズと、「そんで今日もまた神頼み」という弱気なフレーズを対比させています。

 

また、「どうせ駄目ならやってみよう」というサビのフレーズは、多くのリスナーに共感を呼びました。このフレーズは、桜井さんが当時感じていた自分への不満や挫折感から生まれたものだと言われています。しかし、それを前向きに捉えて、夢を追い続ける姿勢を示しています。このように、「旅人」は、風刺と希望が入り混じった歌詞が特徴的な曲です🧐