切なくて苦しい恋物語を聴きたければこの曲を聴け!「水上バス」
この曲は、水上バスに乗って会いに来る彼女との切ない別れ話を歌っています。
桜井和寿さんは、歌詞を書くために実際に横浜で水上バスに乗ったそうです。
石油の匂いや水飛沫など、細かな描写はそのときの実体験に基づいています。
また、この曲は元々クリスマスソングとして作られたそうですが、メンバーから反対されたために変更されました。
歌詞は、幸せなデートの様子から急展開して別れのシーンに移ります。
Cメロでは、「川の流れのように 愛は時に荒れ狂ってお互いの足をすくいはじめる」というフレーズが印象的です。
桜井さんは、このコードやメロディーの流れが「別れ」の展開になったとライブで語っています。
最後のサビでは、「水上バスの中から僕を見つけて 観光客に混じって笑って手を振る そんな穏やかな景色を巻き戻すように 川の流れに沿って ひとりペダルを漕いで」と歌います。
主人公は、彼女との想い出に心を浸しながら、水上バスが来る桟橋へ向かいますが、もう彼女はいません。
この曲は、切なくて苦しい恋物語を紐解いていく名曲です🥹