ミスチル この曲を聴け!

Mr.Childrenに捨て曲はない。 ~桜井和寿~

夢を追いかけることに迷ったらこの曲を 聴け!「皮膚呼吸」

 

この曲は、自分の人生を振り返りながら、夢や憧れに向かって進んでいく姿を表現したものです。歌詞の中には、自分探しに夢中だった過去や、古いギターで奏でる音色など、桜井さん自身の体験が反映されていると思われます。また、歌詞には「深呼吸」と「皮膚呼吸」という対比があります。深呼吸は、自分の感情や後悔を噛み締めるときに行うもので、皮膚呼吸は、無我夢中で体中に酸素や勇気を取り入れるときに行うものです。このように、歌詞は自分の内面と外界との関係を描いています。

 

この曲をライブで聞いた時は思わず背筋がぞくっとしました😅

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人生のバイブルを探すならこの曲を聴け!「終わりなき旅」

この曲は、桜井和寿が活動休止中に書けなくなってしまった苦しみや、自分らしく生きることの難しさを表現したものです。

 

曲は、イントロから繰り返されるギターリフが印象的で、転調が9回と多い。演奏時間は707秒で、シングル曲としては3番目に長いですネ。

 

歌詞の内容は、自分を必要としてくれる人や場所を探しながら、未来へと夢を乗せて進む様子を描いています。時には寂しさや憂鬱さに苛まれたり、嘘をついたりすることもあるけれど、それでも自分の道を切り開こうとする姿勢が感じられます。

 

特にサビの「誰の真似もすんな」「生きる為のレシピなんてない」というフレーズは、10代に向けて書かれたメッセージで、自分らしさを大切にすることの大切さを伝えています。

また、最後の「胸に抱え込んだ迷いがプラスの力に変わるように」という歌詞は、自分自身やリスナーに向けてのエールでもあります。

 

このように、「終わりなき旅」は、桜井和寿の心情や思想が反映された深い意味を持つ楽曲です。ミスチルの代表曲の一つとしても知られており、多くの人々に感動や勇気を与え、人生のバイブルとなる歌詞がたくさんでてきます😄

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前向きに生きようと思うならこの曲を聴け! 「one two three」

この曲は、自分の将来に不安を抱えながらも、前向きに生きようとする若者の心情を描いています。途中でアントニオ猪木さんのセリフが流れるのが特徴的ですが、これは桜井さんがアントニオ猪木さんの言葉に感動したため、本人に許可をもらって引退試合のビデオから録音したものだそうです。

 

また、歌詞には「ショーシャンクの空に」という映画のタイトルが登場しますが、これは桜井さんがこの映画を見て感銘を受けたことを示しています、私も大好きな映画です😁ショーシャンクの空に」は、刑務所に収監された男が自由を求めて脱獄する物語で、希望や友情などをテーマにしています。

 

このように、「one two three」は、ミスチルらしいメッセージ性の強い楽曲であり、様々な人や作品からインスピレーションを得た桜井さんの創造力が光る一曲と言えるでしょう👍

「どうせ駄目ならやってみよう」と思ったらこの曲を聴け!「旅人」

この曲は、現代社会の矛盾や苦悩に直面しながらも、自分らしく生きようとする人々の姿を描いています。

 

歌詞には、情報過多や文明の利器、集団で牛丼食べる孤独、隣人と将来を不安に見つめる恋愛など、当時の日本の風景が反映されています。しかし、それらに流されずに、自分の信じる道を進もうとする主人公は、「愛に舞う旅人」として歌われます。旅人という言葉には、自由で冒険的なイメージだけでなく、不安定で孤独なイメージも含まれています。その両面を表現するために、桜井さんは「転ばぬ先の杖なんていらない」という力強いフレーズと、「そんで今日もまた神頼み」という弱気なフレーズを対比させています。

 

また、「どうせ駄目ならやってみよう」というサビのフレーズは、多くのリスナーに共感を呼びました。このフレーズは、桜井さんが当時感じていた自分への不満や挫折感から生まれたものだと言われています。しかし、それを前向きに捉えて、夢を追い続ける姿勢を示しています。このように、「旅人」は、風刺と希望が入り混じった歌詞が特徴的な曲です🧐

 

 

切なくて苦しい恋物語を聴きたければこの曲を聴け!「水上バス」

この曲は、水上バスに乗って会いに来る彼女との切ない別れ話を歌っています。

 

桜井和寿さんは、歌詞を書くために実際に横浜で水上バスに乗ったそうです。

 

石油の匂いや水飛沫など、細かな描写はそのときの実体験に基づいています。

 

また、この曲は元々クリスマスソングとして作られたそうですが、メンバーから反対されたために変更されました。

歌詞は、幸せなデートの様子から急展開して別れのシーンに移ります。

 

Cメロでは、「川の流れのように 愛は時に荒れ狂ってお互いの足をすくいはじめる」というフレーズが印象的です。

 

桜井さんは、このコードやメロディーの流れが「別れ」の展開になったとライブで語っています。

 

最後のサビでは、「水上バスの中から僕を見つけて 観光客に混じって笑って手を振る そんな穏やかな景色を巻き戻すように 川の流れに沿って ひとりペダルを漕いで」と歌います。

 

主人公は、彼女との想い出に心を浸しながら、水上バスが来る桟橋へ向かいますが、もう彼女はいません。

 

この曲は、切なくて苦しい恋物語を紐解いていく名曲です🥹

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東京という街を感じたければこの曲を聴け! 「東京」

この曲は、東京という街に対する複雑な感情を歌ったもので、桜井さんは「『東京』って街はどうしても否定されがちなところがあるじゃないですか。そこをあえて逆に肯定したいなと思って書いたんです」とコメントしています。

 

歌詞の中では、東京を「ロボットみたいなビルの街」と表現したり、「後戻りしない」「老いてく者を置き去りにして」「目新しいモノを抱え込んでく」というフレーズで、その変化の速さや冷たさを描写したりしています。しかし、同時に「信号待ち。足を止めて誰かが口笛を吹いてる」「思い出がいっぱい詰まった景色だって」「バイパスに架かる歩道橋からよく見えるベランダに咲いた彩とりどりの花」というように、人間味や温かみも感じられる場面も登場します。

 

そして、何よりもこの曲のキーワードは「大切な人」です。サビでは「この街に大切な人がいる」と繰り返し歌われます。この人は誰なのでしょうか?恋人や家族や友人かもしれませんし、自分自身かもしれません。それは聴く人それぞれによって違うと思いますが、この人の存在が主人公の夢や理想を追い続ける理由や支えになっていることは間違いありません。

 

「東京」は、桜井さんの言葉通り、否定的なイメージばかりではなく、肯定的な側面も見つけられる楽曲です。東京という街に住む人々の日常や感情をリアルに描き出しながらも、希望や愛を感じさせるメロディーと歌声が心に響きます。私はこの曲を聴くと、若い頃住んでいた東京のことを思い出します😄

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